院長の木村岳人です。
5月8日から、新型コロナウイルス感染症が、感染症法上の2類から5類へ移行になります。
それに伴い、桜こどもクリニック市川でもコロナの迅速抗原検査を行っていくことにします。
インフルエンザと同様に、感染に防御しながら迅速検査での診断につとめて参ります。
コロナについては、当院が2019年に開院して、そのすぐ後に感染が拡大したことから、院内体制として多くの調整をして参りました。
当院の状況として、院内に隔離室は1つしかなく、待合室も狭いことから、完全な区分けができないことに頭を悩ませていました。当院は医療ビルの3階にあるため、悪性疾患の患者さんやご高齢の方もエレベーターを共同使用すること等から、当院でのコロナ患者さんの診療の受け入れ自体を制限せざるを得ませんでした。
一方で、気管支喘息やアトピーの方の患者さんも多いため、院内での順番予約の間隔を調整して、完全予約制にした時期もあります。
しかし、お子様の発熱時にはどこを受診したらいいのか、そのような多くの声をいただいており、電話診療を取り入れたり、コロナの迅速検査キットをお配りしたりと様々な対応をして参りました。その後、感染症に完全に対応できるクリニックとして、2022年に「桜こどもクリニック本八幡」を設立し、発熱患者さんとそうでない患者さんの待合室を分け、感染防御につとめたクリニック体制で医療を提供してきました。
コロナ感染が、今後は2類から5類に引き下がることに伴い、桜こどもクリニック市川でも新型コロナウイルスの迅速検査を行っていくことにします。検査に際しては、感染の防御を行いながら、隔離室や処置室を適宜使用し、院内滞在時間をなるべく少なくする工夫をしております。
また、PCR検査については、引き続き「桜こどもクリニック本八幡」を受診していただきますようよろしくお願い致します。
(コロナPCR検査は30分程度で検査結果が判明します。)
以上、来週からのコロナ感染に関する当院の見解でした。
今まで、ご不便をお掛けしていた患者さんにも多く受診していただけるよう、院内体制をこれからも整えて参ります。
桜こどもクリニック市川 院長 木村岳人