大幅に開花が遅れた桜も先週やっと開花し、春を感じられるようになった今日この頃、皆様どうお過ごしでしょうか。
新年度を迎え、お子様たちのご入園やご入学、進級に伴いママやパパも忙しくされていることと思います。
特にこの春から保育園に入園し、育休から復帰されるママさんたちは保育園からの呼び出しコールにドキドキする毎日ではないでしょうか。
4月半ばを過ぎると、入園したばかりのお子様が体調を崩されて受診するケースが多く見られるようになります。
今まで家庭で保育をしていた時は熱を出さなかったのに、入園した途端に「鼻水が止まらない」「ずっと咳をしている」「熱を出す」という訴えはとても多いです。
園の先生方も様々な努力をしてくださりますが、まだ小さいお子様たちはマスクも出来ず、うがいや手洗いも出来ないため感染症を防ぐのは困難です。
育休から復帰してママも大変な中、保育園からの呼び出しコールが続き、疲弊してしまうこともあるかもしれません。
二児の母である私自身も数年前に育休から復帰した際は、入園すると子供は体調を崩しやすいと覚悟はしていたものの、想像以上の呼び出しに何度も心が折れそうになりました。
どうしてこんなに体調を崩すんだろう?
うちの子は体が弱いのかしら...と不安になる方もいらっしゃるかと思いますが、大丈夫、皆さんが通る道です。
お子様は感染を繰り返しながら少しずつ免疫をつけて強くなっていき、徐々に病気をもらう頻度も減っていきます。
ママもパパも最初は本当に大変だと思いますが、お子様の正常な成長の過程なので焦らずに見守ってあげて頂けたらと思います。
また、集団生活で感染する感染症の中にはワクチンで防げるものもあります。入園後も接種すべきワクチンは忘れずに打つようにしましょう。
お子様の体調不良や成長について不安がある時は、いつでもクリニックにご相談くださいね♪
担当:加藤