生後6ヵ月以上のアトピー性皮膚炎治療の
新たな選択肢
デュピクセント

アトピー性皮膚炎の治療において、今までの治療法で十分な効果が得られなかった方の次の選択肢としてデュピクセントを皮下注射する治療法があります。2023年9月25日より6ヵ月以上の小児でも使用可能となったことで、小児アトピー患者さんにも全身療法の治療薬の選択肢が増えました。

デュピクセントとは?

デュピクセント<sup>Ⓡ</sup>とは?アトピー性皮膚炎は「炎症」「かゆみ」「バリア機能の低下」の3つの要素が互いに関係し、悪循環を引き起こします。いずれか1つの改善ではなく、3つすべてを良い状態で長く維持することがアトピー性皮膚炎の治療では大切です。
デュピクセントは「IL-4」と「IL-13」という炎症を引き起こす物質の働きを抑えることで、「炎症」「かゆみ」「バリア機能の低下」のすべてに対して効果が期待できます。

デュピクセントの作用

デュピクセントはIL-4とIL-13をピンポイントにおさえるお薬です。
IL-4とIL-13をおさえることで、アトピー性皮膚炎の主な要因である「炎症」「かゆみ」「バリア機能低下」のすべてに対する効果が期待できます。

デュピクセントの治療について

治療方法

体重に応じて2週間または4週間ごとに皮下注射を行います。
体重30㎏未満のお子様は4週間に1回、体重30㎏以上のお子様は2週間に1回となります。

対象

  • 生後6ヵ月以上
  • 体重5㎏以上
  • 既存の治療法で十分な効果が得られない方

デュピクセントに含まれる成分に対して、アレルギー反応を起こしたことがある方は投与が出来ませんのでご注意ください。

治療費

小児は生後6ヵ月以上が適応、こども医療費などの医療助成の対象となります。
医療助成がない場合は3割負担となりますが、体重によって投与する量と回数が異なるため、人によって費用も異なります。

デュピクセントの薬剤費の目安

300mgペンの場合
[1本あたり 53,659円]
初回 2回目以降
1本の場合 2本の場合 1本
53.659円 107,318円 53,659円
自己負担額
(窓口で支払う金額)
3割 16,098円 32,195円 16,098円
2割 10,732円 21,464円 10,732円
1割 5,366円 10,732円 5,366円
300mgシリンジの場合
[1本あたり 53,493円]
初回 2回目以降
1本の場合 2本の場合 1本
53,493円 106,986円 53,493円
自己負担額
(窓口で支払う金額)
3割 16,048円 32,096円 16,048円
2割 10,699円 21,397円 10,699円
1割 5,349円 10,699円 5,349円
200mgシリンジの場合
[1本あたり 39,549円]
初回 2回目以降
1本の場合 2本の場合 1本
39,549円 79,098円 39,549円
自己負担額
(窓口で支払う金額)
3割 11,865円 23,729円 11,865円
2割 7,910円 15,820円 7,910円

令和6年11月1日時点のデュピクセントの薬価をもとに計算しています。

治療費シミュレーター

治療における注意点

デュピクセントの副作用として、注射部位の赤みや腫れ・かゆみ、頭痛、疲労感などが起こる場合があります。治療中は、定期的に診察を受け、体の変化があれば医師にご相談ください。また、他の薬剤との相互作用の可能性もありますので、服用中の薬剤はすべて医師に伝えてください。

デュピクセントによる治療の流れ

①デュピクセントによる治療が可能か判断

デュピクセント<sup>Ⓡ</sup>による治療が可能か判断デュピクセントの投与には、生後6ヵ月以上、体重5㎏以上であること、これまでの治療法では十分な効果が得られなかったこと、デュピクセントに含まれる成分に対してアレルギー反応がないことが必要です。
問診、診察、検査を行い、デュピクセントの投与が可能かを判断します。

②投与量、投与回数の決定

体重をもとに、投与量と投与回数を医師により決定いたします。

③治療開始

治療開始体重30㎏未満の場合は4週間に1回、体重30㎏以上の場合は2週間に1回皮下注射により投与します。

④必要に応じた調整

定期的に治療効果の確認や副作用の有無の確認を行います。
治療効果や副作用応じて、投与量や投与間隔を調整することもあります。

デュピクセントの投与治療についてご興味をお持ちの方は、当院までご相談ください。

               
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