「お子様の手洗いについて」
今年も残すところあとわずかとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
寒い季節となり、感染症も増えています。風邪の予防に注意するため、基本の手洗いについてお話ししたいと思います。
手洗いは1日に何度も行う一番身近な衛生活動です。
「正しい手洗い方法を子どもに教えたい」とお考えのご両親は多いのではないでしょうか?しかし、正しい手洗いの方法ができるようになるのは、5歳以降と考えられています。年齢に合わせて、できる範囲で無理なく手洗いをして習慣化していきましょう。
0歳 きれいなタオルやお手拭きなどで丁寧に拭き「手がきれいだと心地良い」と実感してもらうことが目的になります。
1歳 手を洗う姿勢が安定しないので、後ろから体を支えながら教えて下さい。
2歳 自分でやりたいと考える子も多くなり「できたこと」をたくさん褒めてあげて下さい。
3歳以降 少しずつ正しい手洗いの方法を教えてあげてください。
よく泡立てるから始め、しっかり指を広げ「手のひらと甲」「指の間」とくに「親指」「指先」は洗い残しが多いのでしっかり洗う習慣を身につけましょう。
手洗いは左右の手が違う動きをするので、両手の手のひらでピンポン玉くらいのボールをコロコロ転がして、石鹸を泡立てる動きを練習するなど、楽しく行える工夫をしてみて下さい。
手洗いは子どもにとって「めんどくさい」と感じることが多いので「えらいね」「上手にできたね」と褒めて、子どものやる気を上げて、この冬元気に過ごして下さい。
(スタッフT. O)