猛暑がやっと落ち着いてきたと思ったら秋を急に感じられる様になりましたね。気温の変化で体調など壊していませんか?
今年もインフルエンザワクチン接種の時期となりました。
風邪との違いは、インフルエンザの方が、発症が急激で症状も重いということです。
妊婦・乳幼児・高齢者・慢性呼吸器疾患などの持病がある人は重症化リスクもあります。
[インフルエンザワクチンの効果]
インフルエンザワクチンは感染を予防する効果もありますが、インフルエンザにかかってしまったときに、重症化を予防する効果もあります。
インフルエンザワクチンの予防効果が出現する時期は、ワクチン接種後2週間ほど経過した頃からです。そのため、インフルエンザが流行する時期に備えてあらかじめ接種しておくことが効果的です。
13歳未満2回接種の場合、1回目と2回目の接種間隔はおよそ2週間~4週間が目安とされています。
・生後6か月~接種可能です。6か月未満の接種ができない赤ちゃんを守るため周囲の大人や子供(兄姉)がインフルエンザ予防接種を受けておきましょう。また、インフルエンザウイルスは乾燥した環境を好むことから、湿度が50~60パーセントになるように部屋を加湿したり、定期的に窓を開けて換気したりしてウイルスにとっての好適環境をつくらないように心がけましょう。
・ワクチンには4種類のインフルエンザ株に対応できるように抗原が含まれております。1種類のインフルエンザにかかっても、他の3種類のタイプの異なるインフルエンザにまたかかる可能性があるため、これらに対して予防効果が期待できます。インフルエンザワクチンを接種する前にかかってしまっても接種のメリットがあります。
ちなみにインフルエンザにかかった後、体調が戻って2週間位を目安として接種可能です。インフルエンザにかかわらず、発熱後ワクチン接種予定がある方はご相談ください。
・卵アレルギーがあってまだ一度もインフルエンザワクチンを接種したことがなく、不安をお持ちの方は医師にご相談下さい。桜こどもクリニックではアレルギー専門医が外来に出ています。ホームページ医師担当表で確認できます。
インフルエンザの予約が開始しております。詳しくは桜こどもホームページを確認ください。
今年より経鼻弱毒性インフルエンザワクチン、フルミスト、当院でも入荷予定です。
休みたくない行事や受験、感染対策をして、乗り越えていきましょう。
スタッフブログ(K,T)