3月に入り、だんだん暖かくなってきて春に近づいていますね。春といえばポカポカ陽気のイメージがあると思われますが、実は寒暖差の激しい季節になるんです。
昼間は汗ばむくらいだったのに、夜になったらグッと冷え込むなんてこともありませんか。こうした天候や気温の激しい変化は、自立神経系のバランスを乱しやすく、冷え性をまねく原因となります。
最近では子供たちの平熱が36度未満の低体温の子が増えているそうです。子どもが低体温になると、集中力が続かない、疲れやすい、風邪をひきやすいといったさまざまな問題が起こりやすくなるため予防していくことが大切です。
【子供の冷えの原因・改善】
➀体を冷やす食べ物の摂りすぎ
普段の食事に陽性と陰性の食べ物のバランスを大事にしてみてください。白砂糖や添加物、生野菜などは陰性が強く、体を冷やす作用があります。お菓子やジュースなど子どもが好きなものに多く含まれることが多いので摂りすぎには注意しましょう。
➁空調の効いた環境や運動不足
外遊びよりも空調の効いた室内でゲームをする子が増えています。熱を作る筋肉量が落ちると血液を循環させる力も低下してしまうため冷えの原因にもつながります。なるべく日中は外で遊んで体を温めましょう。
➂お子様の薄着に注意!!
年中薄着でいると冷えの原因にもなります。お腹や手足を触った時に冷たく感じたら、服装を見直しましょう。体が冷えていると血液は内臓を温めようとお腹に集まります。そこでお腹を温めることで血液がまためぐりだし、手足の先まで行き渡るようになります。
冷え対策で一番大切なことは“続ける”ことです。特にお子様には無理強いをせず、親子で楽しみながらやることが効果的だと思われますので、少しずつ普段の生活に温活を取り入れてみてください。