こんにちは。
10月よりインフルエンザのワクチン接種が始まり、当院でも多くの方からご予約をいただいております。
その中で、インフルエンザ予防接種についてご質問をいただく機会も増えてきましたので、いくつかこちらで紹介させていただきます。
○接種したほうがいいですか?
今年の冬にインフルエンザが流行した場合に備えて、接種することをおすすめします。
毎年流行するウイルスの型が違い、それにあわせてワクチンがつくらていること、また、昨年流行しなかったことにより、私たちのインフルエンザに対する免疫が下がっている可能性があるため、予防接種により免疫を高めておくことが、万一の流行に備える上で効果的です。
○いつ頃接種したほうがいいですか?
12歳以下のお子さまは2回接種となりますので、流行前に2回接種が終わるように、1回目は10~11月、2回目は11~12月に接種するのがおすすめです。
○12歳以下ですが2回接種したほうがいいですか?
インフルエンザは、重症化すると脳炎や肺炎を引き起こす可能性があります。小さなお子さまの場合、1回の接種だけでは十分な免疫ができません。重症化を予防するのに必要な免疫ができるのは、2回目を接種して2週間ほど経った頃からです。このため2回接種をおすすすめします。
○1回目と2回目の接種間隔はどのくらいあけたらいいですか?
2~4週間あけての接種になります。よりワクチンの効果を高めるためには、3~4週間隔で接種することが最適といわれています。
○予約が取れず、1回目と2回目の間隔が4週以上あいてしまいますが大丈夫でしょうか?
ご予約が取りづらくなっており申し訳ありません。4週以上あいても問題ないとされています。
○接種すればインフルエンザにかかりませんか?
接種したからといって絶対にかからないというわけでありません。しかしながら、発症を予防することや、発症後の重症化を予防することに関して一定の効果がある点で有効といわれています。
○卵アレルギーがある(あるか分からない)が接種できますか?
当院では接種可能です。もし心配でしたら、診察時に医師へご相談ください。
めっきり秋らしくなり、朝晩は冷え込む日も多くなってきました。季節の変わり目は体調を崩しやすいので、みなさまお気を付けくださいね。
(村越)